この記事では、「UQモバイル」と「楽天モバイル」を比べ、どちらがおすすめなのか、詳しく見ていきたいと思います!
UQモバイルはとても人気のあるauのサブブランドです。
対する楽天モバイルは、もともとMVNO(格安SIM)でしたが、2020年4月からは第4のキャリア(MNO)として、自社回線でのサービスを提供しています。
ともに魅力的なUQモバイルと楽天モバイル。乗り換えるならどちらを選ぶべきでしょうか?
「どちらも魅力的で選べない…」「結局どちらの方がお得なの?」など、迷っている方が多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、[su_highlight]両者の特徴や違いを明確に[/su_highlight]していきます。
読めばどちらがご自分に合っているか、判断しやすくなるはずです。
[su_box title=”UQモバイルの方がおすすめな人” box_color=”#0dd8ff”][su_list icon=”icon: check” icon_color=”#63ef04″]
- どこでも快適にスマホを使いたい人(特に楽天回線エリア外の人)
- データはたくさん使いたいけど通信速度は気にしない人
- 実店舗で申し込みがしたい人
[/su_list][/su_box]
[su_box title=”楽天モバイルの方がおすすめな人” box_color=”#ff2bb9″]
[su_list icon=”icon: check” icon_color=”#6dfa08″]
- ほぼ楽天回線エリア内でスマホを使う人
かつデータ無制限で使いたい人 - お得に乗り換えしたい人
- 毎月の費用をできるだけ安く抑えたい人
- プランがシンプルな方がわかりやすくていいと思う人
- 楽天のサービスをよく使う人
[/su_list]
[/su_box]
※ この記事内のデータは2021年11月執筆時点のものです。また、記事内の金額は全て税込み金額です。
UQモバイルと楽天モバイルのどちらがおすすめか?
UQモバイルと楽天モバイル、どちらがおすすめと言えるでしょうか?
答えは人によって異なります。
「UQモバイルがおすすめな人」はどんな人か、「楽天モバイルがおすすめな人」はどんな人か、早速結論を見てみましょう。
UQモバイルの方がおすすめな人
楽天モバイルよりもUQモバイルがおすすめな人は、以下のような人です。
[su_box title=”UQモバイルの方がおすすめな人” box_color=”#0dd8ff”][su_list icon=”icon: check” icon_color=”#63ef04″]
- どこでも快適にスマホを使いたい人(特に楽天回線エリア外の人)
- データはたくさん使いたいけど通信速度は気にしない人
- 実店舗で申し込みがしたい人
[/su_list][/su_box]
その根拠は以下の通りです。
[su_note]
[su_list icon=”icon: pencil” icon_color=”#000000″]
- au回線を利用しており人口カバー率99.9%(au 4G LTE/2020年10月時点)
- 「節約モード」を利用すればデータ量が消費されない
- 申し込みできる実店舗が全国2,300店舗以上(2021年6月時点)
[/su_list]
[/su_note]
auの4G LTEに限って言えば、人口カバー率が99.9%ですので、[su_highlight]ほぼどこでも快適に利用できる[/su_highlight]でしょう。
対する楽天モバイルは人口カバー率94%(2021年10月時点)です。
楽天回線エリアも急速に範囲を拡大してはいますが、現時点ではまだauに比べて範囲が狭いです。
またUQモバイルでは、「節約モード」を利用することでデータ消費量がカウントされなくなります。
つまり、実質無制限で使えるということです。
ただし、通信速度は最大300Kbps〜1Mbpsに制限されます(制限時の速度はプランごとに異なります)。
「1Mbpsの通信速度があれば十分」という方は、データ量が少ない安いプランを契約し、節約モードで利用するという選択もアリです。
さらに実店舗の数を見ると、UQモバイルの方が有利と言えます。
UQモバイルへの申し込みは、「UQスポット」のほか、「auショップ」「au Style」の各店舗でも対応しています。
これらの店舗数を合計すると、全国2,300店舗以上(2021年6月時点)となります。
それに対して楽天モバイルのショップは全国690店舗(2021年11月時点)です。
「インターネットでの申し込みが不安」「できれば対面で相談しつつ申し込みたい」といった方には、店舗数が多いUQモバイルがおすすめです。
参考:つながる取り組み【au】
楽天モバイルの方がおすすめな人
一方、楽天モバイルがおすすめな人は、以下のような人です。
[su_box title=”楽天モバイルの方がおすすめな人” box_color=”#ff2bb9″]
[su_list icon=”icon: check” icon_color=”#6dfa08″]
- ほぼ楽天回線エリア内でスマホを使う人
かつデータ無制限で使いたい人 - お得に乗り換えしたい人
- 毎月の費用をできるだけ安く抑えたい人
- プランがシンプルな方がわかりやすくていいと思う人
- 楽天のサービスをよく使う人
[/su_list]
[/su_box]
根拠を見てみましょう。
[su_note]
[su_list icon=”icon: pencil” icon_color=”#000000″]
- 楽天回線エリア内ならデータ無制限
- キャンペーンが充実している
- UQモバイルよりも月額料金が安い(※ 基本料金のみを比較した場合)
- プランが1つ(Rakuten UN-LIMIT VI)しかない
- 楽天ポイントが貯まりやすくなる
[/su_list]
[/su_note]
楽天回線エリア内であれば、少ない金額で無制限に利用できるので、非常にお得です。
また、楽天モバイルでは以下のようなキャンペーンが実施されており、お得に乗り換えできます。
[table id=1 /]
プラン料金3ヶ月無料で最大9,834円お得になります。
還元されるポイントと合わせれば[su_highlight]最大で実質34,834円もお得[/su_highlight]になる計算です。
このほか、楽天モバイルにはプランが1つ(Rakuten Unlimit VI)しかないため、プラン・料金体系がシンプルでわかりやすい方がいいという人におすすめです。
さらに、楽天のサービスをよく利用する人には楽天ポイントが貯まりやすくなるというメリットもあります。
楽天モバイルの利用料金100円(税抜)につき1ポイントが貯まり、さらに楽天モバイル契約中は、楽天市場でもらえるポイントが+1倍になるからです。
楽天モバイルキャリア決済も利用して条件を満たせば、ポイントはさらに+0.5倍になります。
UQモバイルはどんなサービス?
UQモバイルはそもそもどんなサービスなのか、確認してみましょう。
UQモバイルの概要
UQモバイルは、現在[su_highlight]auのサブブランド[/su_highlight]という位置づけです。
もともとはauの回線を利用して通信サービスを提供しているMVNO(格安SIM)でした。
自社回線で通信サービスを提供している事業者はMNOと呼ばれ、他社回線によって通信サービスを提供している事業者はMVNO(格安SIM)と呼ばれます。
「格安SIM」と言われている通り、MNOの大手3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と比べ料金が安いことなどから、近年は乗り換えする人が増えてきています。
しかし、いくら料金は安い方がいいとは言っても、ネットや通話が快適に使えなかったり、サービスが悪かったり…といったことがあれば、不満を感じる人が多いでしょう。
UQモバイルは、料金が安く快適に使えるMVNOとして、人気を集めていました。
もともとはUQコミュニケーションズ株式会社によって運営されていましたが、2020年10月1日からはKDDI株式会社によって運営されています。
ここからは、通信事業者を選ぶ際に多くの人が重視する「利用料金」「通信速度」について見ていくことにします。
参考:グループ通信事業の成長基盤強化に向け、UQ mobile事業をKDDIに統合【KDDI・UQコミュニケーションズ】
UQモバイルの利用料金
UQモバイルのオプションを除いた利用料金は、以下の通りです。
[table id=2 /]
月額利用料金は、3大キャリアと比較してとても安いです。
現在3大キャリアを利用している方であれば、UQモバイルに乗り換えることでかなり節約できる場合が多いでしょう。
プランは3種類。ご自分が月々に使うデータ量に応じて選択してください。
余ったデータ量は次の月に繰り越しされます。
なお、[su_highlight]節約モードを利用することでデータ消費量がカウントされなくなります[/su_highlight]。
節約モード利用時の通信速度は制限時の速度と同じになります。
「くりこしプランS +5G」の場合は300Kbpsですが、それ以外のプランでは1Mbpsです。
「1Mbpsの通信速度があれば十分」という人は、「くりこしプランM +5G」を契約し、ずっと節約モードで利用するという選択肢もありますね。
増量オプションII
UQモバイルでくりこしプラン +5G(S/M/L)を契約する場合、550円をプラスで支払うことにより、利用可能データ量を増やすことが可能です。
現在(2021年11月)はキャンペーンを実施しており、12ヶ月はオプション料金が無料。通常と同じ料金で、より多くのデータ量を使うことができます。
[table id=4 /]
もともとお得な料金体系のUQモバイルですが、増量オプションIIに申し込んでキャンペーンが適用されることで、1年目はさらにお得になります。
UQモバイルの通信速度
「みんなのネット回線速度」によると、UQモバイルの通信速度(実測値)の平均は以下の通りでした。
[su_note][su_list icon=”icon: pencil” icon_color=”#000000″]
- ダウンロード速度:50.34Mbps
- アップロード速度:10.2Mbps
[/su_list][/su_note]
一般的に、「スマホの通信速度は5〜30Mbpsあれば快適に使える」と言われています。
平均実測値でその値を大きく上回っていますので、[su_highlight]UQモバイルは高速通信が快適に使えるサービス[/su_highlight]だと言えるでしょう。
参考:【みんなのネット回線速度(みんそく)】通信速度はどれくらいあれば快適? 目安と測定方法を紹介【セキュアSAMBA】
UQモバイルは安くて高速通信が可能!コスパの良いサービス
利用料金・通信速度を見てきましたが、ここまでで言えることは、UQモバイルが安く使えて高速通信が可能なサービスであるということです。
UQモバイルへの乗り換えは、とてもコスパの良い魅力的な選択肢の1つと言えるでしょう。
楽天モバイルはどんなサービス?
続いて楽天モバイルについて見ていくことにします。
楽天モバイルの概要
楽天モバイルは、もともとMVNO(格安SIM)としてスタートしましたが、2020年4月からは[su_highlight]第4のキャリア(MNO)[/su_highlight]として、自社回線でのサービス提供を展開しています。
後発のキャリアということもあり、通信エリアが狭いという難点がありました。
しかし現在は急速にエリアを拡大しており、2021年10月4日時点で人口カバー率94%、2022年3月までには96%を目指すことになっています。
運営元は、楽天モバイル株式会社です。
参考:人口カバー率96%達成、来年3月に 半導体不足で再延期―楽天モバイル【JIJI.COM】
楽天モバイルの利用料金
楽天モバイルの利用料金はとてもシンプルです。
「Rakuten UN-LIMIT VI」というプランしかありません。
[table id=3 /]
楽天モバイルでは、月に利用したデータ量によって金額が変わる従量課金制が適用されます。
しかし、どの月にどのくらいデータを使うとしても、3大キャリアはもちろん、多くのMVNO(格安SIM)に比べて月額料金が安くなることがわかります。
ただし、注意点もあります。
それは、国内の楽天回線のエリア外は「パートナー回線」のエリアとなっており、最大5GBまでしか使えなくなることです。
5GBを超えて使った場合、通信速度は1Mbpsに制限されてしまいます。
つまり楽天回線エリア外で使うことが多い場合、データ無制限・高速通信という2つの大きなメリットの恩恵があまり受けられなくなる可能性があるということでです。
楽天モバイルの通信速度
「みんなのネット回線速度」によると、楽天モバイルの通信速度(実測値)の平均は以下の通りでした。
[su_note][su_list icon=”icon: pencil” icon_color=”#000000″]
- ダウンロード速度:31.79Mbps
- アップロード速度:18.47Mbps
[/su_list][/su_note]
UQモバイルよりは落ちてしまっていますが、それでも快適に使える通信速度(5〜30Mbps)を十分に上回っています。
UQモバイル同様、[su_highlight]楽天モバイルも高速通信が快適に使えるサービス[/su_highlight]と言えるでしょう。
楽天モバイルは、楽天回線エリア内ならものすごくコスパが良い!
楽天モバイルの料金・通信速度を見てきました。
楽天モバイルもUQモバイル同様、安い利用料金で高速通信が使える魅力的なサービスです。
ただし、1つ注意点を挙げるとするなら、楽天エリア内とエリア外(パートナー回線エリア)で使い勝手が変わってしまうこと。
ご自分の利用エリアが楽天回線エリア内であるかなど、公式サイトで事前に確認した上で申し込むようにしましょう。
UQモバイルと楽天モバイルを比較!
それでは、UQモバイルと楽天モバイルの違いについて、比較しながら見ていくことにしましょう。
利用料金で比較
先ほどはUQモバイル、楽天モバイルそれぞれの利用料金を見てきました。
今度はそれらを利用データ量ごとに比較してみます。
[table id=5 /]
両者とも利用料金はとても安いですが、利用データ量に関わらず、楽天モバイルの方が安いということがわかります。
続いて、UQモバイルで増量オプションIIに申し込み、キャンペーンを適用した場合の12ヶ月目までの料金で比較してみましょう。
[table id=6 /]
この場合も基本的には楽天モバイルの方が安いです。
ただし、3〜5GBのみ、UQモバイルの方が安くなっています。
通話で比較
次に、通話で比較してみましょう。
UQモバイルの通話料金は以下の通りです。
[table id=7 /]
なお、かけ放題(24時間いつでも)に申し込む場合、申し込みの時点で年齢が60歳以上であれば、オプション料金が770円に割引されます。
60歳以上で通話をメインで使いたい方には、UQモバイルがおすすめです。
続いて、楽天モバイルの通話料金を見てみましょう。
[table id=8 /]
楽天モバイルの場合、専用の通話アプリ「Rakuten Link」を使うことで、国内通話がかけ放題になります。
通話オプションは1種類のみでUQモバイルのかけ放題(10分/回)よりも割高ですが、Rakuten Linkを使えば問題ないですね。
ただし、Rakuten Linkの通話品質については賛否両論があります。
ネット上には「通話品質が良い」といった情報が多く見られますが、筆者が実際に使ってみたところ(2021年8月〜10月)、音質が悪く聞き返すことが増える、途中で切れてしまう…といったことが複数回起こりました。
筆者が使っていたのが楽天回線エリアではなかったことも原因の1つかも知れません。
国内通話かけ放題は魅力的ではありますが、[su_highlight]環境によっては快適に使えない場合もあるので要注意[/su_highlight]です。
そのほかの点を比較
利用料金・通話以外を比較した結果は以下の通りです。
[table id=9 /]
[su_highlight]ご自分が重視しているポイントを明確に[/su_highlight]し、両者の違いを踏まえてベストな選択をしてください。
【まとめ】UQモバイルと楽天モバイル、比較でそれぞれの強みを把握して自分に合う方を!
この記事では、UQモバイルと楽天モバイルの特徴や違いを比較してきました。
両者とも、[su_highlight]安い利用料金で高速通信ができる魅力的なサービスである点は同じ[/su_highlight]です。
ただし、もちろん違いはありますので、ご自身の重視したいポイントに従って選択をしてみてください。
[su_box title=”UQモバイルの方がおすすめな人” box_color=”#0dd8ff”][su_list icon=”icon: check” icon_color=”#63ef04″]
- どこでも快適にスマホを使いたい人(特に楽天回線エリア外の人)
- データはたくさん使いたいけど通信速度は気にしない人
- 実店舗で申し込みがしたい人
[/su_list][/su_box]
[su_box title=”楽天モバイルの方がおすすめな人” box_color=”#ff2bb9″]
[su_list icon=”icon: check” icon_color=”#6dfa08″]
- ほぼ楽天回線エリア内でスマホを使う人
かつデータ無制限で使いたい人 - お得に乗り換えしたい人
- 毎月の費用をできるだけ安く抑えたい人
- プランがシンプルな方がわかりやすくていいと思う人
- 楽天のサービスをよく使う人
[/su_list]
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記事全体のUQモバイル・楽天モバイルに関する情報参照元:【UQ mobile(モバイル)公式】、【楽天モバイル公式】
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